脱毛は基本的に誰でも施術を受けることはできます。しかし、肌の状態によっては脱毛できない場合もあるんです。
今回は、脱毛サロンや脱毛クリニックに通う前に知っておくべき注意点をまとめました。
目次
夏にうっかり日焼けしてしまったけど、ヒゲ脱毛できる?
残念ながら、脱毛する方法によっては日焼けしている場合、脱毛施術を受けられない場合があります。
脱毛方法別に日焼け時の医院やエステサロンの対応についてまとめました。
医療レーザー脱毛・・・日焼してはいけない
医療レーザー脱毛はメラニン色素に反応して作用するものです。
反応する色素はヒゲだけでなく、肌のメラニン色素にも反応します。
レーザーの種類によっては、日焼けした肌にも使用できるものもあります。ですが、多くの医院では施術後の肌トラブルを防ぐために、日焼けした肌には施術を実施しない場合が多いようです。
日焼けしている場合は、肌が元に戻るまで、半年程度待つ必要があるので注意が必要です。
光(フラッシュ)脱毛・・・日焼してはいけない
光(フラッシュ)脱毛も医療レーザー脱毛と同様に、脱毛部位が日焼けしている場合は施術を受けられない可能性があります。
日焼けした肌にもメラニンが存在するので、光を当てた時に、光が分散されてしまい、脱毛効果が薄くなることが多いです。
また、日焼けした肌は乾燥しているので、痛みを感じやすかったり、肌の負担になることがあります。
ニードル脱毛・・・日焼してはいけない
ニードル脱毛は日焼けした肌にも、脱毛施術を行うことはできます。
しかし、日焼けした部位は軽い火傷の状態であり、ニードル脱毛をする際には、針に電気を通すことにより毛穴部分が火傷した状態になります。
脱毛後は赤いプツプツとしたものが出ることがあるので、肌トラブルを防ぐためにも日焼けは控えた方が安心です。
毛抜きでヒゲを抜いている場合は脱毛できない!
ヒゲの自己処理を行っている人は、脱毛施術を行っていても、十分な成果を感じられないことがあります。
毛抜きで自己処理している人は医療レーザー脱毛、光(フラッシュ)脱毛で効果が得られない
この2つの脱毛方法は毛の黒色色素であるメラニンに反応して脱毛を行います。
これらの毛に吸収された医療レーザーなどの高熱によって、毛根が破壊されることで、脱毛効果が得られます。
毛抜きで毛の自己処理をした場合、毛根ごと毛が抜けてしまうので、脱毛効果が得られません。
毛抜きで自己処理している人はニードル脱毛もできない
ニードル脱毛は毛のある毛穴に針をさすことで、脱毛を行っていきます。
毛抜きで自己処理を行うと、針をさすべき場所に毛がないため、脱毛自体を行うことができません。
ヒゲ脱毛の注意点!脱毛ができない人 まとめ
医療レーザー脱毛や光(フラッシュ)脱毛、ニードル脱毛のいずれの脱毛方法においても、施術前に日焼けしていたり、毛抜きで自己処理を行うと、脱毛できません。
日焼けしてしまった場合は肌が元に戻るまで半年程度待つ、毛抜きで自己処理を行ってしまった方は毛の生えかわる時期、少なくとも一か月から一か月半程度待ってから、脱毛施術に臨みましょう。
この記事の執筆者
さかい
都内在住 40代前半の元看護師です。
長年の医療現場での経験と専門知識を活かし、読者の皆様に信頼できる情報を提供することをお約束いたします。
医療脱毛は、専門的な知識と経験が欠かせません。元看護師である私は、皮膚科や美容クリニックでの勤務経験を通じて、様々な患者様の脱毛に関する問題や疑問に対応してきました。皮膚の健康と安全を最優先に考え、正確かつ分かりやすい情報をお届け致します。