レーザー脱毛に向かない部位と日焼け肌

 
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レーザー脱毛に向かない部位

レーザー脱毛に向かないのは乳輪や性器、肛門周辺などの色素沈着が強い、色素の濃い部位です。

これらの部位はニードル脱毛などが適しています。

さらに、色素沈着の強い部位以外にも、シミやあざ、ほくろにはレーザーを照射出来ないことがあります。

レーザーを照射できるかどうかは、施術はじめのスキンチェックで判断することになります。

逆に、色素沈着の薄いシミやあざ、そばかす、ほくろなどにレーザーを照射するときれいになることもあります。

これは元々、医療レーザーというのはそのようなしみ取りなどの目的で作られたからです。

また、レーザーの特性として黒く太い毛ほど効果が高いことから、顔や手の甲などのうぶ毛はメラニンの含有量が少なく、毛根を破壊するだけの熱をためることができないためあまり効果が期待できない場合があります。

脱毛機によってレーザーの特性が違うので、脱毛クリニック、脱毛サロンを選ぶ際にはどういった脱毛機を使用しているかの確認をしましょう。

日焼け肌は脱毛できない

レーザー脱毛する前に気をつけなければならないのは、部位に関係なく日焼けをしている肌です。

日焼け後の肌はメラニン量が増えているので、そこにレーザーを照射してしまうと毛だけではなく肌にレーザーが反応してしまいます。

そうなると毛包を破壊するための熱が肝心の毛包に伝わらず脱毛が不完全になってしまいますし、それどころかやけどする危険もでてくるのです。

日焼け後の肌というのは1ヶ月ほど経過して肌の色が元通りになったように見えても、皮下の基底層ではまだメラニンが増え続けている状態なので、本来は毛包に届くはずのレーザーが周辺に増殖したメラニンに反応してやけどを引き起こすことがあります。

メラニンの増減にも個人差がありますが、毛と同じような周期があり、元の正常な状態に戻るまで長くて3ヶ月程度の時間がかかるといわれています。ですから、脱毛は夏になる前、または秋以降から始める必要があります。

この記事の執筆者 さかい

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さかい

都内在住 40代前半の元看護師です。
長年の医療現場での経験と専門知識を活かし、読者の皆様に信頼できる情報を提供することをお約束いたします。
医療脱毛は、専門的な知識と経験が欠かせません。元看護師である私は、皮膚科や美容クリニックでの勤務経験を通じて、様々な患者様の脱毛に関する問題や疑問に対応してきました。皮膚の健康と安全を最優先に考え、正確かつ分かりやすい情報をお届け致します。